昭和49年。当時の国鉄行田駅開通から数年を経て、近隣に住宅化が進む中で地域の要望と幼児教育の重要性を鑑み、まつたけ幼稚園は49名の園児と7名の職員で呱々の声をあげました。以来、美しい田圃地の中、安全で衛生的な園づくりを心がけています。
私たちは、集団の“チームワーク”も、一人ひとりの“個性”も、両方を大切にしています。集団の中でお友達と協力したり、思い合ったり、一緒に楽しんだり、時には切磋琢磨し合うような時間を多く設ける一方、決して個人が置き去りにならないよう、個性を見極めた上で、それぞれに合った指導を行います。
「できる子」という言葉がありますが、子どもに「できない子」はいません。できないのではなく、「できるのに時間がかかる子」です。まつたけ幼稚園では、子どもや保護者の方と一緒に「どうしたらできるようになるのか」を考えながら、一歩一歩、共に進んでいきます。
「健康で明るく賢い子ども」
「土に親しみ根気のある子ども」
「助け合い仲良くできる子ども」
を園の努力目標に掲げています。幼稚園の本質は『子どもの成長』です。
子どもの『自立』を応援する場が、まつたけ幼稚園です。
公立出身の初代園長・嶋村昇一、二代目園長・嶋村邦周、教頭・嶋村勝子が、公私の長所を保育に反映するよう努めたことが現在の流れに繋がります。
私たちは
“今、子どもたちに何が必要か?”
“今、子どもたちのために何が出来るか?”
“今のベストをやりきろう!!”
を常に考えています。日常生活での学びや遊び、園の行事などを通して、将来に向けて“心と体のエネルギー”をたくさん蓄えて欲しいと願いつつ毎日を取り組んでいます。
子どもたちは毎日、少しずつ成長していきます。
「昨日できなかったことが今日はできた!」
お友達を真似したり、競争したり、協力したり成長の過程でいろんな問題を乗り越え、それは大きな喜びとなります。その成功体験は大切な財産です。
まつたけ幼稚園では、それぞれの個をしっかりと理解して、目標に向かう子どもたちを応援し姿を、できるまで根気強く見守り続けます。
そして私たちは「言葉」を大切にします。いつでも「よい言葉」を話すように心がけます。
子どもたちのいいところを見つけ、「よくできたね」「すごいね」と前向きな言葉を投げかけます。
なぜならば、よい言葉は人を成長させるからです。よい言葉の中で育った子どもは豊かな心を持って成長していきます。
そして、言葉は発した本人に必ず返ってきます。ネガティブな言葉ばかりを使っていると、自分が吐き出した言葉が耳を通じて返ってきて自分自身を蝕んでしまいますが、よい言葉は心の栄養になるのです。
よい言葉の力で子どもたちも私たちも成長していきます。