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問題解決能力

  • web28159
  • 7月22日
  • 読了時間: 3分

1学期、終了

1学期を一日一日重ねてきました。

先生と子どもたち、ステキな成長を作ってきました。

いろんな体験が、成長を形づくる…これからも。

ここの話の“成長”は能力的なモノ。

目に見えない心の成長は、能力的なモノから育つこともあれば、

人とのつながりのなかで、育つこともまた多くあります。


「関係性」、人間関係。

大人になって、なお大切なところ。関係性。

トラブルの原因の大半は、もとをたどると人間関係。


互いに違う家庭で育ち、各家庭で大切にしていることも違う。

聞けば「当たり前のことを言っている」と思うかもしれませんが。

“合わせる”ってなかなかムズカシイ。

“違う”を分かった上で、互いに伝え合うことが大切。

その違いを理解して、大人になってもらいたい。


違いを理解するために、幼児期に必要なのは

子ども同士で、様々な問題・トラブルを体験すること。

――当然わざとトラブルを起こすわけではありません。

さきほど言いました各家庭の価値観が同じなんてことはありませんし、

いろんな性格の子がいますから、必ずズレが生じます―――

親としては「ウッ」と来るかもしれませんが、社会に出れば問題やトラブルは

出ることです。普通のことです。


問題・トラブルを子ども自ら考え、解決していけるようにすること。

最初は無理かもしれませんが、ここに子どもの成長があります。

「問題解決能力」からの「心」の成長です。

トラブルのたびに、大人が出てきて大人が解決しては「問題解決能力」は育つでしょうか。


「我が子に辛い思いをさせたくない…」


その想い、間違っていないです。

想いは正しいです。

想いは正しいですが、

大人だけで解決するやり方は、どうでしょうか。

子どもが成長するのに効果的でしょうか。

大人になれば社会に出ます。何のトラブルもない社会はありません。

社会に出たときに、

「自らのチカラで課題を解決する子」と「そうでない子」

どちらが問題やトラブル[壁]を乗り越えるでしょうか。


子どもが[壁]にあたった時、グッと堪えることを留めておいてください。

大人になる子どもたち、子どもだから今は守られています。

でも、大人になったら…守られることは少なくなります。

守られているこの時期に、しっかり問題解決能力をつけていきましょう。

少しずつ…少しずつ…


自分からは、まだ解決方法を生み出せないからね。

先生から解決のヒントをもらったり、

お父さん、お母さんからいろんな考え方を教えてもらったり、

お友だちの解決方法から学んだり、

本からも何か学べるかも!

それを基に自分で考える…「どうすればいいか?」


その中で「違い」を知り、受け入れることを学ぶ。

人間関係も受け入れやすくなる。


自分と相手は違う。

だから、どうすればより良くなるだろう。


でも、ここで気をつけること…それは、

文章で書くと、サラッとだけど、学ぶには時間はかかるということ。

「違い」を知るのも、受け入れるのも時間はかかる。

どのくらいかかるか、その人次第。個人差という感じでしょうか。

かかるから“今のうちに”、この幼児期の内から。

慌てず、薄紙一枚の成長を重ねよう。


20年後に「やっておいてよかった~♪」ってなるよ、きっと!


さあ、今日は何をしよう?

“自分で”考えてみよう!


育ち合い・お互い様・お陰さま


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